ゴニバ(SideM 5th ANNIVERSARY DISC)シリーズが好きすぎる話

 

この数ヶ月(そしてこの先もしばらく)、ゴニバ最高だなあって思い続けてて、誰に伝えたいわけでもないけど書き出しとこうと思いました。

 

ここで「ゴニバ」って呼んでいるのは、アイドルマスターSideMのCDシリーズである「5th ANNIVERSARY DISC」シリーズのことです。「5thアニバ」だから「ゴニバ」ですね。おかしいことはない。

「01」が全体曲である「PRIDE STAR」他、過去の全体曲の46人バージョンが収録された盤、「02」~「06」がユニット曲+3ユニット合同曲が収録された盤です。現時点で04まで発売中。

 

THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC 03
W&Café Parade&もふもふえん↓

https://www.lantis.jp/sidem/releaseinfo/release_LACM-14914.html

 

 SideMはユニット単位での活動がメインのコンテンツですが、ユニット曲が出るのは3rd ANNIVERSARY DISC以来、実に2年ぶりです。

その間の2年間は、ユニットの枠を取り払った「WORLD TRE@SURE」(ワートレ)シリーズが2ヶ月に1曲ペースで発売されていました。

(こういうこと書くとそのことに文句があるように思われそうですが、そういうわけじゃないです)

 

文句を言いたいわけじゃない、文句を言いたいわけじゃないんだけど、ワートレの満足度とゴニバの満足度が桁違いすぎる。いや、数字で表せるものではないんだけど。

単純に曲数の問題もあるけど、1曲の満足度がぜんぜん違う。

 

そもそも私が「音楽そのものを楽しむ趣味がない」っていうのも大きい気がします。

音楽が好きじゃないわけではないんだけど、このアーティストが好きとかなくて、楽曲単体で好きになることがないんですよね。

アニソンとかキャラソンとか、あくまで物語の延長として好きになるんですよね。作品の表現としての楽曲が好きというか。「あの物語を表現した歌」とか「このキャラらしさを表す歌」とか。

 

ワートレの楽曲って、それぞれ世界の国々をモチーフにした楽曲で、各国の文化とかを表現してるんです。

フィンランド」だったら「オーロラ」や「雪」といった単語が入っていたり、「カナダ」はメープルシロップをテーマにしていたり。

SideMの世界観やキャラクターの個性が全く無いとは言わないけど、表現する対象が「キャラクター」じゃなくて「国」になってるんですよね。ここがワートレの満足度が低かった理由だろうなと思ってる(自己分析)。

 

それに対してユニット曲だと、ユニット(キャラクター)の表現としての楽曲なので、とても幸せ。

その上、SideMのテーマである「自分の道を選ぶ」とか「自分らしさ」っていう要素が多くって、人生の救いになるような曲が多い。

ST@RTING LINEシリーズでもそういう歌詞はあったんだけど、SLではアイドルたちの「自分」を表現していたのが多いんだけど、ゴニバは「君」への歌詞が明らかに多い。

これはSideM 5周年のキャッチコピーみたいなものが「Because of You!!!!!」だったのと合わせているんだと思う。

この「君」は「プロデューサー」や「他のユニットメンバー」と取ることもできるにはできるけど、やっぱり「曲を聞いてる人(自分)」と取るのが正しいと思うし、そう聞いてる。

 

ユニット合同曲も、組み合わせごとに3ユニットのよさが引き出されて一つの世界観を作り上げててほんとすごいなと思う。

W・カフェ・もふのかわいさから、フレ・セム・レジェの大人の雰囲気まで。ユニットのテーマがあるのがSideMのよさだなあとひしひしと感じる。

ジュピ・バイト・虎牙道はかっこいい系になるのかなあと思うけど、ハイジョ・彩・アルテが予想できない。楽しみ。

 

各楽曲の話もしたいけど、とりあえずここまで。

 

 

 

 

 

Wordの罫線と塗りつぶしのまとめ

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Wordの「囲み線」「罫線」「蛍光ペンの色」「文字の網かけ」「塗りつぶし」などの罫線・塗りつぶし関係の解説です。

 

蛍光ペンの色以外はすべて「線種とページ罫線と網かけの設定」というダイアログで設定できる内容に関連しています。

 

目次

 

大元である「線種とページ罫線と網かけの設定」

これらのボタンの挙動を理解するために、まずは「線種とページ罫線と網かけの設定」を知りましょう。

 

「ホーム」タブ→「段落」グループ内「罫線」(下三角▼をクリック)→「線種とページ罫線と網かけの設定」から開くことができます。

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開くとタブが3つ(「罫線」「ページ罫線」「網かけ」)あります。

今回は文字と段落に関してのみの内容なので、ページ罫線には触れません。

 

まずは「罫線」タブから見ていきましょう。

この設定では文字や段落に対して罫線を設定できます。

「囲む」を選択してOKすれば、文字に四角い枠がつくはずです。

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ここでのポイントは「設定対象」という選択肢に「文字」「段落」があることです。

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これらの違いを見てみましょう。

「設定対象:文字」は文字に合わせて囲む罫線です。そのため、複数行にまたがる文章はまとめて囲むことができません。

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「設定対象:段落」は複数行(段落)をまとめて囲むことができます。

逆に言えば、段落を囲むので、中の文字の幅が短い場合にもそれに合わせることはありません。

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また、段落の場合はオプションから文字列との間隔を設定できます。

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以上が罫線に関する説明です。

 

続いて「網かけ」タブの機能を見ていきましょう。

「背景の色」「網かけ」の設定がありますが、まずは背景の色を設定してみます。

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設定すると文字に背景色が付きます。

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こちらにも「設定対象」に「文字」と「段落」の違いがあります。

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この「背景の色」「網かけ」の設定対象は、先程の罫線の設定対象と範囲が対応しています。

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続いて「網かけ」設定について。

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背景の色を「色なし」もしくは「白」にしている場合、網かけはグレーの塗りつぶしで表示され、それ以外の色にしている場合、網かけはドットで表示されます。

ただし、PDFに変換したり、印刷したりするとドットではなく一面の塗りつぶしになります。ドットはあくまでWordでの表示の都合です。

 

Word

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PDF

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ここまでが「線種とページ罫線と網かけの設定」についての解説です。

 

 

「罫線」ボタン

 先ほど設定ダイアログを開いた、罫線ボタンの機能です。

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ここから「外枠」を選べば、先ほどと同じように文字に枠が付きます。

設定ダイアログを開かずにボタンだけで設定できるというわけです。

 

このボタンは、選択している対象によって設定対象が変わります。

文字を選択しているときは「設定対象:文字」に、

段落を選択しているときは「設定対象:段落」になります。

なお、線種は「線種とページ罫線と網かけの設定」から直前に設定した線種になります。

 

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「囲み線」ボタン

続いて、「ホーム」タブ→「フォント」グループ内の「囲み線」ボタンについて。

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これは、(略)→「線種とページ罫線と網かけの設定」→「罫線」タブ→「囲む」
「線の太さ:0.5pt、色:自動、設定対象:文字」のショートカットの役割を果たしているようです。

段落を選択していたとしても、必ず文字に対する設定になります。

 

「塗りつぶし」ボタン

次は「段落」グループの「塗りつぶし」ボタンです。

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「▼」→色を選択して、塗りつぶしを設定できます。

(画像でテーマの色がデフォルトと違うのはここでは気にしないでください)

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これは、(略)→「線種とページ罫線と網かけの設定」→「網かけ」タブ
「背景の色:(選択した色)、網かけ:なし、設定対象:文字」の役割をしているようです。

これも、段落を選択していたとしても文字に対する設定になります。

 

 

「網かけ」ボタン

「フォント」グループ内の「網かけ」ボタンです。

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こちらは、(略)→「線種とページ罫線と網かけの設定」→「網かけ」タブ
「背景の色:白、網かけ:15%、設定対象:文字」の設定をします。

段落を選択していたとしても、文字が対象になります。

他の色の塗りつぶしをしているところに適用しても、背景の色は「白」に上書きされます。

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蛍光ペンの色」ボタン

「フォント」グループ内「蛍光ペンの色」ボタン

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これだけは、「線種とページ罫線と網かけの設定」とは関係のない機能です。

 

「設定対象:文字」の罫線からは少しはみ出します。PDFにしても同様です。

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「線種とページ罫線と網かけの設定」と独立な機能なので、
塗りつぶし→その上に蛍光ペン蛍光ペン解除 しても、塗りつぶしは消えません。

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Wordで見出し付き囲み枠(罫線機能と図形を使う)

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Wordでこういう作るのに時間がかかったのでまとめておきます。

テキストボックスを使わずに実現しました(図形に文字を入力することもしません)。 

 

この記事ではやり方のみ紹介します。

ややこしいWordの「罫線」「塗りつぶし」機能まわりについての解説を別記事にまとめましたので、仕様が気になる方はそちらも参照してください。

kagan.hatenadiary.jp

 

使用バージョン:Word 2013(Windows

 

 

目次

 

 

2つのやり方

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見出しは1行のみ、文字にピッタリで問題ないという場合は(1)のやり方(文字に設定する方法)を参照してください。


余白を作りたい、2行以上入れたい、囲み文字と組み合わせたい場合は(2)のやり方(段落に設定する方法)を参照してください。


(1)文字にピッタリの枠でいい場合

1. 見出しの文字と中に入れる本文を用意します。
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まずは見出しの枠を作ります。

2.見出しの文字を選択。

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3. 「ホーム」タブ→「段落」グループ内「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」を開く

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4. 「罫線」タブ→「囲む」を選択→「設定対象:文字」を選択。
線の太さと色は好きなように設定。

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5. 「網かけ」タブに移動→「設定対象:文字」を選択、背景の色を「白」に設定して「OK」

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ここまでしたら見出しに枠がつくはず

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次は文章の枠を作ります。

6. 「挿入」タブ→「図」グループ内「図形」→「正方形/長方形」を選択。

(他の図形でも問題ありません)

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7. 文章を囲むように挿入

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8. 図形の書式設定から、「塗りつぶし:なし」に設定。

(線は好きな色・太さに設定)

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このままだと見出しの上に線が乗ってしまうはず。

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9. 図形の「レイアウトオプション」→文字列の折返しを「背面」に設定。

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できました。

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ちなみに、見出し枠の設定は「スタイル」に設定しておくと次回以降楽にできます。

スタイルの設定は、「ホーム」タブ→「スタイル」グループから行います。

枠を設定した箇所を選択→「見出し1」を右クリック→「選択箇所と一致するように見出し1を更新する」をクリック。

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これで次回以降はワンクリックで同じ枠を設定できます。

図形はコピーしてください。

 


(2)周りに余白を作りたい、囲み線と組み合わせたい、見出しを複数行にしたい場合

1. 見出しの文字と中に入れる本文を用意します。
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まずは見出しの枠を作ります。

2.見出しの文字を選択。

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3. 「ホーム」タブ→「段落」グループ内「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」を開く

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4. 「罫線」タブ→「囲む」を選択→「設定対象:段落」を選択。
線の太さと色は好きなように設定。

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「オプション」からは、文字との間隔(余白)を設定できます。
(こだわらなければそのままで問題ありません)

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5. 「網かけ」タブに移動→「設定対象:段落」を選択、背景の色を「白」に設定して「OK」

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ここまできたら見出しに枠がつくはず。だけど文字に対して長すぎます。

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枠のサイズを調整します。

6. 「ページレイアウト」タブ→「段落」グループ内「インデント」→インデントを設定します。

(もちろん、ルーラーや段落ダイアログから設定しても構いません)

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インデント幅によって、左右の端の位置を調整できます。

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なお、「中央揃え」を適用すると、この幅の中で真ん中寄せになります。

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次は文章の枠を作ります。

7. 「挿入」タブ→「図」グループ内「図形」→「正方形/長方形」を選択。

(他の図形でも問題ありません)

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8. 文章を囲むように挿入

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9. 図形の書式設定から、「塗りつぶし:なし」に設定。

(線は好きな色・太さに設定)

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このままだと見出しの上に線が乗ってしまうはず。

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10. 図形の「レイアウトオプション」→文字列の折返しを「背面」に設定。

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できました。

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 ちなみに、見出し枠の設定は「スタイル」に設定しておくと次回以降楽にできます。

スタイルの設定は、「ホーム」タブ→「スタイル」グループから行います。

枠を設定した箇所を選択→「見出し1」を右クリック→「選択箇所と一致するように見出し1を更新する」をクリック。

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これで次回以降はワンクリックで同じ枠を設定できます。

(ただし、インデント幅も引き継がれます。)

 図形はコピーしてください。

その空間にライブという今が作られていた(アイドルマスターSideM 4thライブ TRE@SURE GATE レポート)

2019年5月11日(土)12日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナSSA)にて、アイドルマスターSideMのライブイベント『THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE』が開催されました。

私は1日目にライブビューイング(LV)で、2日目に現地で参加しました。

これまでのSideMのライブは(BD、LVを含め)全て見ていますし、現地にも過去3回参加していますが、今回のライブの感動は過去最高でした(毎回恒例)。

湧き出た感情をまとめないことにはこの興奮が抑えきれないため、4thライブからすでに1ヶ月近く経ってしまいましたがレポート記事を投稿します。

 

はじめに

 

目次

 

会場は過去最大のSSA

これまでSideMがライブで何度か使用した幕張メッセイベントホールは約6000人収容、3rdライブの静岡会場エコパアリーナでも約1万人収容でした。それに対し、今回のSSA1万6000人収容(ステージ配置によってはもっと入りますが、今回はこの数字のようです)という最大規模の会場でした。アニサマにSideMが参加したこともありましたが、単独としてのライブでは初です。

SideMのことだから*1大きな会場でも観客が満足できるように工夫してくれるとは思っていましたが、これから書く通り、想像以上のライブを作り上げてくれました。

 

ステージ配置

メインステージには3枚の大きなディスプレイパネルが配置されていました。ディスプレイの間にはディスプレイの柱がありました。ちょうど正面から見て2面が見えるようになっていましたが、曲によってはこの柱が回転して1面だけにもなってた気がする。真ん中のモニター前には階段のステージがありました。

メインステージからは道が伸び、センターステージ(出べそとも言う)につながっています。後述しますが、このセンターステージはディスプレイになっています(どういうこっちゃ)。

さらにステージはこれだけではありません。会場後方に、もう一つのステージであるサブステージ(バックステージと呼ぶと舞台裏の意味にもなるのでこの呼び方で)が設置されていました。こちらは透明な床でした。

過去のライブで機材ピット(LV用と思われるモニターが並んでいるやつ)があった場所にサブステージが設置されていたため、機材ピットは会場中央にありました。

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※記憶による配置図なので細かい部分合っている自信はないです

メインステージ上方の左右に1日目は気球が、2日目は帆船の帆が飾られていました(これは後述のコンセプトに繋がります)。2日目の帆は時たま風になびいて揺れており、臨場感がありました。

 

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実際の写真はゲームサイト等のレポート記事をご覧ください。

「最高の笑顔に溢れた「アイドルマスター SideM」4th STAGE初日のSMILE PASSPORT公演をレポート|Gamer」
https://www.gamer.ne.jp/news/201905120004/

「“THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE~TRE@SURE GATE~「DREAM PASSPORT」”ライブレポート – リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト
https://www.lisani.jp/0000128913/

 

会場後方が最前席になったサブステージ

サブステージは「トレジャーパーティー!」「∞Possibilities」「HIGH JUMP NO LIMIT」「Compass Gripper!!!」のパフォーマンスで使用されました。「トレジャーパーティー!」では、2人が宝箱から登場し会場を驚かせました。「HIGH JUMP NO LIMIT」は曲前半にトロッコでメインステージからサブステージまで移動してきての披露でした。

また、「Friendly Smile」「POKER FAITH –ポーカーフェイス-」ではメンバーが分かれて、メインステージと同時に使用されました。

これだけ広い会場だと後方の座席ではメインステージから遠く見えにくくなってしまいますが、後ろにもステージを作って近くでパフォーマンスをして、どの座席のお客さんも楽しませようという気持ちが本当に嬉しかったですね。

 

床がディスプレイだったセンターステージ

1日目にこれ見た時、頭の中が「???」でした。

センターステージそのものがディスプレイなんです。映像が流れるんです。ちなみに、3rdライブの時もセンターステージの床は光っていましたが、あのときはルービックキューブみたいに色が付く程度で、映像ではありませんでした。

このセンターステージが曲ごとにいろいろな形で活用されるんです。「Eternal Fantasia」では、メインステージ真ん中のディスプレイに流れる、雲の上の扉を開きながら進んでいく映像がセンターステージに続くように流れていて、雰囲気に留まらない「空間」を作り出していました。

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この他、Wの「VICTORY BELIEVER」ではサッカーフィールドになりWの2人がフィールドに立っているように見えた、いや、立っていました。「笑顔の祭りにゃ、福来る」では大きな「」の文字が映し出され、楽しい祭りの雰囲気を演出していました。

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F-LAGSの「夢色VOYAGER」では、夢の船旅のスタートとともに出航した船に乗っているかのように、船の甲板のウッドデッキになりました。「Hallo, Freunde!」では歌詞に合わせ石畳に。曲中にはエンブレム(?)も浮かび上がっていた気がします。

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そして、なんと言っても一番すごかったのは、THE虎牙道の「RAY OF LIGHT」の間奏での殺陣に合わせた衝撃波! どのユニットのパフォーマンスも回を経ることに進化していますが、虎牙道の殺陣は特に目に見えて迫力を増しています。

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これらの映像演出は、楽曲とアイドルの世界観の表現をさらに広げる演出であるのはもちろんのこと、高い位置の座席の人にも楽しんでもらうための要素だったと思いますSSAには500レベル(要は5階席)まである)。むしろ、アリーナ席からだと直接見えなかったと思います。

サブステージやセンターステージの演出までもちゃんと見ようと思うと、現地よりもLVのほうが勝っていたと思いますし、本当にどの場所で参加しても、その場所からの最高のライブが見られるように工夫されていたと感じます。

このディスプレイ床、あんスタのライブでも出現していたことを知りました。男アイドルライブでは定番なんでしょうか…?
あんさんぶるスターズ!Starry Stage 2nd ~in 日本武道館~ Blu-ray & DVD ダイジェスト - YouTube

 

コンセプトは笑顔、そしての旅

今回の4thライブ「TRE@SURE GATE」では1日目に「SMILE PASSPORT」、2日目に「DREAM PASSPORT」という公演タイトルがつけられていました。これは出演者発表の時点からずっと使用されていた名称です。4thアニバーサリー曲の「LIVE in your SMILE」「DREAM JOURNEY」もこれに合わせられています。

それに加え、1日目のSMILE PASSPORTでは空の旅として、気球に乗って世界を巡る旅というコンセプトがあることが当日明らかになりました。メインステージの左右上方に飾られていた気球はその演出の一つでした。そして2日目、DREAM PASSPORTでは海の旅に変わります。船に乗って航海に出ていく形でライブが始まりました。

このコンセプトは演出やセットリストの選曲にもつながってきます。この後少しずつ触れていきます。

 

旅をイメージした幕間映像

まず、開演前のメインステージディスプレイには世界地図の上を動き回る気球と船の映像が流れていました。画像左下には公式会場限定キーホルダー*2と同じデザインのコンパスのようなマークがあったはず。
この気球と船の動くスピードは、本当に地球上を動いていると考えたら人間が到達できない速度でしたね。

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そして、オープニング映像では、世界を巡るように各国をイメージしたCG映像が流れました。
1日目は日本(富士山、桜、寺みたいな)、アメリ(西部劇みたいな)、フィンランド(雪とオーロラだったはず)。
2日目は中国(宮殿という感じの城)、夜空/宇宙(明らかに国ではない。最初は深海かとも思った。後に夜空のイメージと推測できた)、ドイツ(石畳、三角屋根が並ぶ町並み)でした。

これらの映像は、ライブ中の曲間にも流れました。
1日目は日本の映像の後に「和風堂々!~WAnderful NIPPON!~」アメリカ映像の後に「トレジャー・パーティー!」フィンランド映像から「Purely&Kindly」と続きました。確定演出みたいなものでしたね
2日目は中国映像から千客万来ニーハオサァカス!」、宇宙(夜空)映像から「夜空を煌めく星のように」、ドイツ映像から「Hallo, Freunde!」した。「夜空を煌めく星のように」が始まってようやくあの映像が夜空であると理解しました。

また、属性曲コーナーの前にはアイドルたちがしゃべる映像が流れ、「島で休憩」という体でした。このように、1日のライブ全体を通じて、世界を旅しているという形で進んでいきました。

ところで、夜空を煌めく星のようが来て、あれが夜空映像であることに気づいた時、MOON NIGHTのせいにしてが来るんじゃないかと怯えてしまったのを懺悔します。今回のライブのコンセプト、そしてユニット1曲ずつなことを考えれば「STARLIGHT CELEBRATE!」じゃないわけがなかった。

 

壁や天井も輝かすライト演出

オープニング映像のタイミングで、メインステージと反対側に15色の星が映し出されていました。もちろん15色と言うのはユニットカラーの15色です。オープニング映像はメインステージで流れているのでそっちも見たいし目が足りなかった。
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※イラストは見た景色の記憶の再現ですが、星の大きさや場所は違う気がします。

 
また、High×Joker「HIGH JUMP NO LIMIT」の曲中には同じ場所にHigh×Jokerのユニットロゴが映し出されていました(このときはサブステージでのパフォーマンスだったので目線の先にありました)。

「永遠なる四銃士の曲前には、レーザーによってフランス国旗のトリコロールがメインステージに浮かび上がり、さながらフランス確定演出でした。

さらに感動してしまったのはミラーボールを使った演出です。1日目には神速一魂の「RIGHT WAY, SOUL MATE」で使用され、「この夢で世界を変えていくんだ眩しい場所へと」という歌詞を表すように、ステージを眩しく照らしていました。2日目には「夜空を煌めく星のように」で使用され、回転するミラーボールに当てられた光が会場全体に跳ね返り、SSAの天井が満天の星空になりました。

 

飛ぶ! 降る! 燃え上がる!

演出は光や音だけではありません。いろいろなものが飛び交っていました。

両日披露された「Purely&Kindly」では曲の後半で煙入りのシャボン玉が飛ばされ、幻想的な世界が作り出されました。曲の後半に出てきたため、(次の曲はこれが残ったままになるけど何が来るんだ…?)と思っていましたが、1日目はAltessimoの「Tone's Destiny」が続きました。心の中で(なるほど!!!天才!!!)って言ってました。LVカメラには、都築さん(土岐さん)が指先でシャボン玉に触れ、シャボン玉がふわっと割れる様子がばっちり抜かれました。なにそれ二次元かよ。2日目は「冬の日のエトランゼ」に続きます。Purely&Kindlyで降った雪(のようなシャボン玉)が情景に合っていました。足元にスモークも焚かれ、雪景色の中を歩いているように見えました。

この他にも「永遠なる四銃士では羽根が、「笑顔の祭りにゃ、福来る」「STARLIGHT CEREBRATE!」では紙吹雪が降っていました。スタセレでは星形の紙吹雪だった(らしいが記憶がない)。

そしてなんと言っても🔥火柱🔥! メインステージの前面から何本もの火柱がドカンドカンと上がっていました。1日目はTHE虎牙道の「RAY OF LIGHT」、2日目はJupiterの「GLORIA MOMENT」で使用されました。現地で見ることができた「GLORIA MOMENT」は3人の熱さがパフォーマンスから伝わる1曲でしたが、物理的にも熱さが伝わってきました(すごい)。さらに、この曲の盛り上がりで会場が揺れていました。足元がぐらつき、地震か?と思うくらいには会場が揺れていました。

 

エフェクト付きのカメラ映像

遠くの席からも見えるよう、カメラで撮影されている映像がメインステージ上のディスプレイに映し出されていました。これ自体は他のライブでもよくありますが、4thライブで映像に加工がかかる曲がいくつかありました。

Compass Gripper!!!」では、曲の前半で映像がモノクロになる演出。サブステージでのパフォーマンスで、映像をずっと見ていたわけではないため、いつ切り替わったか定かでないです。

「冬の日のエトランゼ」では霜が付いたような画面で、「イケメン回転寿司」(6人の周りをカメラがぐるっと回って撮影するパートのこと)の後には凍りついていき見えなくなる演出もありました。

「TOMORROW DIAMOND」では、3rdでも披露された、指輪を差し出す演出(Beitと婚約した)。曲のラストで3人が指輪の入った箱を差し出すような動きをします。箱を開けるのに合わせて、映像に指輪の光が映ります。光は3色(それぞれの個人カラー)でした。

 

特徴的な振り付け

SideMのライブでは歌いながら踊るには激しすぎるくらい、とにかく動きまくります。これまでの曲の振り付けも大好きですし、今回初披露となった振り付けも魅力的なものばかりでした。

両日の開幕1曲目で披露された「MEET THE WORLD」では「Follow us, Follow us」に合わせ、かき込むように手を動かし、おいでおいでと呼ぶような振り付け、そして「Song is new passport」で片足を軸に体を一周させる振り付けが印象的でした。この曲では、各ユニットのセンターアイドルがを持っており(衣装の項目でも触れます)、旗を持っているアイドルとそうでないアイドルで振り付けの魅せ方の違いが出るのも楽しさの一つでした。

「トレジャー・パーティー!」は前回トロッコでの披露だったため、振り付けの披露は今回初でした(前回はラスサビのみ振り付きでした)。歌詞に合わせ、洞窟を進んだり、を渡ったり、キャンプファイヤーを囲むような動きが盛り込まれていました。サブステージでの披露で、センターステージのような映像があるわけではないものの、そこに洞窟や橋、キャンプファイヤーがあるかのように思える、ストーリー性のある振り付けでした。

「Purely&Kindly」の間奏で、手をつないで跳ねながら左右に揺れる振り付けがありました。1日目にLVで見た時は横に揺れているだけかと思っていたのですが、2日目に現地で見て前後にも動いていたことに気づきました。どこまでも空間を活用したパフォーマンスに脱帽しました。

 

進化するパフォーマンス

3rdライブの終了から4thライブまでに新曲があまりリリースされてないことから、今回初披露となった曲数は例年と比べ多くはありませんでした。だからと言って新鮮味がなかったかというとそんなことはありません。なぜなら、映像、振り付けなどの演出がこれまでと同じ曲がないからです。

THE虎牙道「RAY OF LIGHT」は間奏のパフォーマンスが変更。3rdでの披露したソロダンスでしたが殺陣に変更されました。これまでは「強く尊き獣たち」「情熱…FIGHTER」で殺陣を披露していましたが、今回はユニット曲が1曲なこともありこちらに組み込まれていました。

Legendersの「Symphonic Brave」ではLegenders初となるロッコを使用しました。かと言って、1曲すべてをトロッコで歌唱したわけではありません。冒頭はスタンドマイクで始まり(3rdライブと同様)、トロッコに乗り込み会場を1周し、メインステージに戻ってきて終盤を歌って終了という流れ。そりゃあトロッコも高速になります。

S.E.Mの「∞ Possibilities」では振り付けが数か所変更されていました。この曲の間奏での硲先生(伊東さん)の「SEMは進化し続ける。君たちはどうだ。応えてくれ!」というセリフが体現された1曲でした。

もふもふえんの「うぇるかむ・はぴきらパーク!」では、海の旅のコンセプトに合わせおさかなや浮き輪などの大きなバルーンが登場(あれが見えたときハワイだと思ったけど違った(この後だった))。3人が浮き輪を使ってかくれんぼして「なんてね!」でひょこっと顔を出すところでは、角度的に隠れてる様子が見えました(めちゃくちゃかわいかった)(LVカメラだとちゃんと隠れてたんでしょうね)。さらに間奏では3人のソロ曲メドレー。楽曲の中で別の楽曲を、しかも3曲も(ワンコーラスずつだけども)披露するってどういうこと。頭おかしい(褒め言葉)と思ったけど、ふーくん(古畑さん)発案と聞いて納得。

 

コンセプトに合わせたセットリスト

セットリストの選曲と流れもコンセプトを表現するものでした。

空の旅を楽しんだ1日目のSMILE PASSPORTは、「高いへ羽ばたいていく」「Eternal Fantasia」で扉を開きました。「さあ一緒に笑おう!」な「MISSION is ピースフル!」が披露されたほか、属性曲コーナーの1曲目は「Friendly Smileでした。そしてユニット曲の締めくくりが笑顔の祭りにゃ、福来る」だったように、笑顔を大事にした曲が多く入りました。 

海の旅の2日目、DREAM PASSPORTは、色VOYAGER」で出航。この日の属性曲コーナーは「最高のを叶える場所」を見つける「LET'S GO!!」で始まります。属性曲の後には、歌い出しが「今キミのは 煌めいているかい?」な「夜空を煌めく星のように」、「心呼吸するように を求めていいんだよ」と歌うCompass Gripper!!!」と続きます。「夢」というワードが多く出現するSideM楽曲ですが、ことさら夢を意識したセトリだったのではないでしょうか。

選曲について惜しむらくは「カレイドTOURHYTHM」が披露されなかったことですね。他のアニバ合同曲は5曲すべて披露されていますし、旅というテーマにも合っているので、JupiterとWが同日に揃いさえすれば披露されたような気がします。

 

共通だけどユニットも忘れない衣装

今回の演者衣装は新共通衣装カラフルチアフルャーでした。TRE@SURE GATEのタイトルロゴにも使われている4色を派手にあしらった衣装です。
ちなみにSideMでは衣装に名前がついているのは珍しい(最近ちょっとずつ増えてきたけど)ため、名前付きで発表されたのは非常に喜ばしい。

事前にグッズとして公開されたのはSideMiniのアイドルが着ているイラスト*3だったためゴチャゴチャした ダサい 印象を受けましたが、やはり生身の人間が着るとかっこよく、広い会場で映える衣装でした。

龍くん(濱さん)の絆創膏は

2ndライブ、3rdライブではユニット衣装で登場し、後半で共通衣装に着替えという流れでしたが、今回は全編通してこの衣装でした(アンコールは除く)。

共通衣装ではあるものの、2ndや3rdの共通衣装と同様、ユニットごとの違いもあります。大きく違うのは内側のシャツで、丸首のシャツだったり、ワイシャツだったり、ネクタイだったりリボンタイだったりしてました。

さらに、L-MARTで物販商品として販売されていたバンダナ*4が腰に結ばれており、ユニットカラーがわかるようにもなっていました。

みんな一緒、だけどやっぱりユニットが大事、って感じが大好き。

 物販商品といえば、同じくL-MARTで販売されたミニフラッグ*5が開幕1曲目の全体曲「MEET THE WORLD」で使用されていました。このミニフラッグを持っていたのは、描き下ろしイラスト*6と同じく、各ユニットのセンターアイドルでした。

 

さらに、WORLD TRE@SURE楽曲では個別衣装・小道具もありました。

スペイン曲「Baile Apasionado」では真っ赤なムレータ(マントのような赤い布)。翻す振り付けがめちゃくちゃかっこいい。さらに、曲のイントロではバラを咥えての登場でした。

フィンランド「Purely&Kindly」真っ白なポンチョ。かわいい。

フランス曲「永遠なる四銃士は3rd静岡から引き続き、を持ってのパフォーマンス。剣を持つため、ハンドマイクではなくヘッドセットでした。

カナダ曲「Sugaring Off Party!」では手首にポンポン(チアのじゃなくて毛玉のアクセサリー)が2つ付いていました。SideMポーズを90度回転させた「カナダポーズ」(国旗のカエデ🍁をイメージ)の手と一緒に楽しげに揺れていました。(ポンポンをつけた写真は見つけられず)

アメリカは3人揃わなかったためか特に小道具はなし(だったはず)。

中国曲千客万来ニーハオサァカス!」では、カードおよびCDジャケットイラスト通りのチャイナ服! やるんじゃないかと思ってたけどマジで来た。曲のラストやこのツイートでもCDジャケットイラストを再現してくれて、アイドルの実在性が高まる。

ハワイ「ALOHA! HAPPY CREATOR!」ではハイビスカスのレイをかけて登場。かのんくん(村瀬さん)は前の曲から引き続いての歌唱だったため、咲ちゃん(小林さん)(だったはず)から首にかけてもらっていました。

ドイツ曲「Hallo, Freunde!」では帽子を被って登場。

 ワートレ曲以外にも、「笑顔の祭りにゃ、福来る」では歌詞に合わせた法被でした(完全に揃いではなく、ユニットごとに違いあり)。この法被、虎牙道のものは3rd福岡公演の「Fun! Fun! Festa!」で披露されたもの、神速一魂と彩(中田さんとバレッタさんのみ)は3rd静岡1日目でこの曲を披露した時のものです(実は変わってたりしたらごめんなさい)
さらにうちわも装備。使わないパートでは背中側の帯に差し込みしまっていました。

※去年の3rdライブの時のツイート 

 

両日のキャスティング

今回のライブでは一部のメンバーが2日間出演し、両日ともに全てのユニットから1人以上出演しました。かつ、2日間のどちらかでユニットが揃うように分けて出演しました(例えば、Jupiterからは1日目には神原さんのみ出演、2日目は3人揃っての出演でした)。2日間を通じて、315プロの46人中三瓶さんを除く45人が出演しました。三瓶さんは妊娠中であるため出演が叶わなかったのは致し方ないことと思います。

1日目はAltessimo、W、FRAME、彩、神速一魂、S.E.M、THE虎牙道、Legendersが揃い、他のユニットからのメンバーを含め30人が出演。

2日目はJupiter、DRAMATIC STARS、Beit、High×Joker、Cafe Parade、もふもふえん、そしてF-LAGSが揃い、他のユニットからのメンバーも含めて32人が出演しました。涼については、三瓶さんの登壇こそなかったものの、描き下ろしイラストにもいましたし、「夢色VOYAGER」では声で出演し、F-LAGSとして確かに一緒にいました。

ちなみに、ユニットの分割にはユニットメンバーの属性が2つ以下/3属性揃っている(ただしFRAMEのみ例外)という要素がありました。

出演日はユニット越境・合同楽曲を披露するためにも調整されていたと思われます。
WORLD TRE@SURE曲は、ライブ時点で発表済みの8曲のうち、アメリカを除く7曲はフルメンバーが揃いました
さらに、3rdでフルメンバーでの披露が叶わなかった「笑顔の祭りにゃ、福来る」「冬の日のエトランゼ」のメンバーが揃い、今回フルメンバーで披露されました。

これだけユニットやアイドルのバランスを考えて出演日を考えてくれたこと、そしてその出演が実現するよう努めてくださったキャストの皆さん、事務所の方々本当にありがとうございました。

 

3rdライブツアーから続いた道

これについては完全に個人の解釈のお話です。

今回のライブで、ようやく15ユニットが1列に並んだと感じました。3rdライブ幕張1日目に全15ユニット46人が揃った公演が行われましたが、あの時はアニメの放送後だったこともあり、アニメの楽曲が多く組まれていました(それが悪かったと言うつもりは毛頭ありません。あの日のライブもこの世で1番好きなライブの一つです)。今回は15ユニットがユニット曲を1曲ずつ披露するセットリストになりました。ワートレ曲の有無や出演日によるアイドルごとの曲数の差こそあれど、ユニット単独で披露した曲数は同じでした。

これまでの1stライブ、2ndライブ、そして3rd初日はそれぞれが一つのゴールになっていたと思っています(もちろんその後にも続いていくので、宿場町のようなイメージです)。1stはSideMとしての初めてのライブ、2ndは初めて全15ユニットが出演したライブ。そして3rd初日は初めて46人全員が同時にステージに立ったライブでした。それに対し、今回の4thライブは3rdライブツアーから続いた道だったように思います。幕張2日目以降の3rdライブツアーでそれぞれに歩みを進めてきた15ユニットが、足並みを揃えて次の一歩を踏み出したのがこの4thライブです。それが「DREAM JOURNEY」の後奏での、全員が肩を組み一歩を踏み出す振り付けに詰まっているような気がします。

ところで、LIVE in your SMILE、DREAM JOURNEYは歌唱メンバーの8ユニット(7ユニット)の曲だと思っていましたが、ライブでは全体曲になっていました。SideMはライブでもオリジナルメンバーでの披露を守っているので意外でした。Reason!!とGROLIOUS RO@Dは315 STARS名義なので全体曲でいいという理由付けがありますが、4thアニバの曲名義はユニット単位です。CDが315 ALLSTARS名義だからいいんですかね。
とはいえ、DREAM JOURNEYの後奏の肩組みを見ると、あれは全体曲でなければならないと思います。

 

最後に

ここまで書いてきたように(全く書ききれてはいませんが)、SSAという大きい会場を目一杯生かしたライブがそこにありました。1日目終了時点ではLVで十分楽しいな、と思っていましたが、今回は特に現地でないと味わえない感覚が多かったです。客席数が多いというだけの大きな会場のライブではなく、ステージそのものが大きくなっていました。

とにかく楽しかったんですが、情報量が多すぎた。目が足りなかった。円盤化に際してはマルチアングル映像ください。壁のライト演出も入れてください。お願いします。

 

しゅごん(仲村さん)が最後の挨拶で「物事には終わりがあって、いつまで続くかわからない。今この瞬間を大事にしたい」ということを話していました(細かい文言は忘れましたがだいたいこういう内容でした)。私自身、今を楽しむという気持ちを大事にしようと思っているので共感する内容でした。

4thライブのSSAに存在した、とにかく楽しい「今」は自然にそこにあったものではなく、キャストの皆さんを始めとして、演出、カメラ、照明、衣装、メイク、多くの方々によって作り上げられた「今」でした。今回のライブを作り上げてくれたすべての方々、本当にありがとうございました。

私にとってSideMのライブの一番好きなところは、「作り手の思い」です。結果として表現された歌、踊り、演出それ自体の完成度が高いのはもちろんなのですが、それを表現するまでの過程にある「よりよくしたいという思い」「努力」「工夫」がライブの表現の中に見えることがたまらなく嬉しく、感動させられます。

えのきや(榎木さん)の「SSAに住みたい」「(2日目終了後)引っ越す」発言は面白発言であることには間違いないのですが、すごくいい言葉だなと思っています。4thライブの間居心地がよかったというのは、ライブを作り上げた「今」がある空間が好きだということなんじゃないかと。
そんな解釈をしてしまいましたが、榎木淳弥はそんなことまで考えてないと思います。

 

そして、2日目の最後には、SideMのこれからが発表されました*7。いつまで続くかわからない、いつ終わるかもわからないのが普通な中で、これからが示されているというのは本当に幸せなことだと思います。5周年を迎えるSideMが届けてくれる新しい感動を、楽しみにしています。

 

*1:3月に行われたSideMのプロデューサーミーティング(会場は幕張メッセイベントホール)では、メインステージから会場の一番うしろまで道が伸びていて、会場全部がステージみたいな配置でした。どの席のお客さんにも近くへ行けるようにしていました。
アイドルとプロデューサーで紡いだ315の72時間! 『アイドルマスター SideM』プロミ3日目レポ - ガルスタオンライン

*2:4thライブ公式サイト→GOODS→会場販売→バンダイナムコアーツの一番下にある「公式会場限定キーホルダー」
https://www.lantis.jp/sidem/4thlive/#goods

*3:THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ 公式プロデュースバッジ(天道 輝)

*4:ASMART | GOODS THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ バンダナ(DRAMATIC STARS)

*5:ASMART | GOODS THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ ミニフラッグ

*6:MEET THE WORLDの後に披露されたイラスト。
DAY1: https://idolmaster.jp/blog/?p=61479
DAY2: https://idolmaster.jp/blog/?p=61481

*7:アイマスブログDAY2 https://idolmaster.jp/blog/?p=61481