その空間にライブという今が作られていた(アイドルマスターSideM 4thライブ TRE@SURE GATE レポート)
2019年5月11日(土)12日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナ(SSA)にて、アイドルマスターSideMのライブイベント『THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~』が開催されました。
私は1日目にライブビューイング(LV)で、2日目に現地で参加しました。
これまでのSideMのライブは(BD、LVを含め)全て見ていますし、現地にも過去3回参加していますが、今回のライブの感動は過去最高でした(毎回恒例)。
湧き出た感情をまとめないことにはこの興奮が抑えきれないため、4thライブからすでに1ヶ月近く経ってしまいましたがレポート記事を投稿します。
はじめに
- この記事では、曲ごとの振り返りではなく、演出を中心とするライブの要素ごとに、両日を横断的に振り返っていきます。
セットリストや出演者を確認したい方は他のサイトを参照ください。
- 記憶は曖昧な部分が多分に含まれます。
- 今回のライブを見ていない人にもできるだけわかりやすく書いたつもりですが、ライブを見た人にしか伝わらない部分もあるかもしれません。ごめんなさい。
目次
- 会場は過去最大のSSA!
- ステージ配置
- 会場後方が最前席になったサブステージ
- 床がディスプレイだったセンターステージ
- コンセプトは笑顔と夢、そして空と海の旅
- 旅をイメージした幕間映像
- 壁や天井も輝かすライト演出
- 飛ぶ! 降る! 燃え上がる!
- エフェクト付きのカメラ映像
- 特徴的な振り付け
- 進化するパフォーマンス
- コンセプトに合わせたセットリスト
- 共通だけどユニットも忘れない衣装
- 両日のキャスティング
- 3rdライブツアーから続いた道
- 最後に
会場は過去最大のSSA!
これまでSideMがライブで何度か使用した幕張メッセイベントホールは約6000人収容、3rdライブの静岡会場エコパアリーナでも約1万人収容でした。それに対し、今回のSSAは1万6000人収容(ステージ配置によってはもっと入りますが、今回はこの数字のようです)という最大規模の会場でした。アニサマにSideMが参加したこともありましたが、単独としてのライブでは初です。
SideMのことだから*1大きな会場でも観客が満足できるように工夫してくれるとは思っていましたが、これから書く通り、想像以上のライブを作り上げてくれました。
ステージ配置
メインステージには3枚の大きなディスプレイパネルが配置されていました。ディスプレイの間にはディスプレイの柱がありました。ちょうど正面から見て2面が見えるようになっていましたが、曲によってはこの柱が回転して1面だけにもなってた気がする。真ん中のモニター前には階段のステージがありました。
メインステージからは道が伸び、センターステージ(出べそとも言う)につながっています。後述しますが、このセンターステージはディスプレイになっています(どういうこっちゃ)。
さらにステージはこれだけではありません。会場後方に、もう一つのステージであるサブステージ(バックステージと呼ぶと舞台裏の意味にもなるのでこの呼び方で)が設置されていました。こちらは透明な床でした。
過去のライブで機材ピット(LV用と思われるモニターが並んでいるやつ)があった場所にサブステージが設置されていたため、機材ピットは会場中央にありました。
※記憶による配置図なので細かい部分合っている自信はないです
メインステージ上方の左右に1日目は気球が、2日目は帆船の帆が飾られていました(これは後述のコンセプトに繋がります)。2日目の帆は時たま風になびいて揺れており、臨場感がありました。
実際の写真はゲームサイト等のレポート記事をご覧ください。
「最高の笑顔に溢れた「アイドルマスター SideM」4th STAGE初日のSMILE PASSPORT公演をレポート|Gamer」
https://www.gamer.ne.jp/news/201905120004/
「“THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE~TRE@SURE GATE~「DREAM PASSPORT」”ライブレポート – リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト」
https://www.lisani.jp/0000128913/
会場後方が最前席になったサブステージ
サブステージは「トレジャーパーティー!」「∞Possibilities」「HIGH JUMP NO LIMIT」「Compass Gripper!!!」のパフォーマンスで使用されました。「トレジャーパーティー!」では、2人が宝箱から登場し会場を驚かせました。「HIGH JUMP NO LIMIT」は曲前半にトロッコでメインステージからサブステージまで移動してきての披露でした。
また、「Friendly Smile」「POKER FAITH –ポーカーフェイス-」ではメンバーが分かれて、メインステージと同時に使用されました。
これだけ広い会場だと後方の座席ではメインステージから遠く見えにくくなってしまいますが、後ろにもステージを作って近くでパフォーマンスをして、どの座席のお客さんも楽しませようという気持ちが本当に嬉しかったですね。
床がディスプレイだったセンターステージ
1日目にこれ見た時、頭の中が「???」でした。
センターステージそのものがディスプレイなんです。映像が流れるんです。ちなみに、3rdライブの時もセンターステージの床は光っていましたが、あのときはルービックキューブみたいに色が付く程度で、映像ではありませんでした。
このセンターステージが曲ごとにいろいろな形で活用されるんです。「Eternal Fantasia」では、メインステージ真ん中のディスプレイに流れる、雲の上の扉を開きながら進んでいく映像がセンターステージに続くように流れていて、雰囲気に留まらない「空間」を作り出していました。
この他、Wの「VICTORY BELIEVER」ではサッカーフィールドになりWの2人がフィールドに立っているように見えた、いや、立っていました。「笑顔の祭りにゃ、福来る」では大きな「祭」の文字が映し出され、楽しい祭りの雰囲気を演出していました。
F-LAGSの「夢色VOYAGER」では、夢の船旅のスタートとともに出航した船に乗っているかのように、船の甲板のウッドデッキになりました。「Hallo, Freunde!」では歌詞に合わせ石畳に。曲中にはエンブレム(?)も浮かび上がっていた気がします。
そして、なんと言っても一番すごかったのは、THE虎牙道の「RAY OF LIGHT」の間奏での殺陣に合わせた衝撃波! どのユニットのパフォーマンスも回を経ることに進化していますが、虎牙道の殺陣は特に目に見えて迫力を増しています。
これらの映像演出は、楽曲とアイドルの世界観の表現をさらに広げる演出であるのはもちろんのこと、高い位置の座席の人にも楽しんでもらうための要素だったと思います(SSAには500レベル(要は5階席)まである)。むしろ、アリーナ席からだと直接見えなかったと思います。
サブステージやセンターステージの演出までもちゃんと見ようと思うと、現地よりもLVのほうが勝っていたと思いますし、本当にどの場所で参加しても、その場所からの最高のライブが見られるように工夫されていたと感じます。
このディスプレイ床、あんスタのライブでも出現していたことを知りました。男アイドルライブでは定番なんでしょうか…?
あんさんぶるスターズ!Starry Stage 2nd ~in 日本武道館~ Blu-ray & DVD ダイジェスト - YouTube
コンセプトは笑顔と夢、そして空と海の旅
今回の4thライブ「TRE@SURE GATE」では1日目に「SMILE PASSPORT」、2日目に「DREAM PASSPORT」という公演タイトルがつけられていました。これは出演者発表の時点からずっと使用されていた名称です。4thアニバーサリー曲の「LIVE in your SMILE」「DREAM JOURNEY」もこれに合わせられています。
それに加え、1日目のSMILE PASSPORTでは空の旅として、気球に乗って世界を巡る旅というコンセプトがあることが当日明らかになりました。メインステージの左右上方に飾られていた気球はその演出の一つでした。そして2日目、DREAM PASSPORTでは海の旅に変わります。船に乗って航海に出ていく形でライブが始まりました。
このコンセプトは演出やセットリストの選曲にもつながってきます。この後少しずつ触れていきます。
旅をイメージした幕間映像
まず、開演前のメインステージディスプレイには世界地図の上を動き回る気球と船の映像が流れていました。画像左下には公式会場限定キーホルダー*2と同じデザインのコンパスのようなマークがあったはず。
この気球と船の動くスピードは、本当に地球上を動いていると考えたら人間が到達できない速度でしたね。
そして、オープニング映像では、世界を巡るように各国をイメージしたCG映像が流れました。
1日目は日本(富士山、桜、寺みたいな)、アメリカ(西部劇みたいな)、フィンランド(雪とオーロラだったはず)。
2日目は中国(宮殿という感じの城)、夜空/宇宙(明らかに国ではない。最初は深海かとも思った。後に夜空のイメージと推測できた)、ドイツ(石畳、三角屋根が並ぶ町並み)でした。
これらの映像は、ライブ中の曲間にも流れました。
1日目は日本の映像の後に「和風堂々!~WAnderful NIPPON!~」、アメリカ映像の後に「トレジャー・パーティー!」、フィンランド映像から「Purely&Kindly」と続きました。確定演出みたいなものでしたね。
2日目は中国映像から「千客万来ニーハオサァカス!」、宇宙(夜空)映像から「夜空を煌めく星のように」、ドイツ映像から「Hallo, Freunde!」でした。「夜空を煌めく星のように」が始まってようやくあの映像が夜空であると理解しました。
また、属性曲コーナーの前にはアイドルたちがしゃべる映像が流れ、「島で休憩」という体でした。このように、1日のライブ全体を通じて、世界を旅しているという形で進んでいきました。
ところで、夜空を煌めく星のようが来て、あれが夜空映像であることに気づいた時、MOON NIGHTのせいにしてが来るんじゃないかと怯えてしまったのを懺悔します。今回のライブのコンセプト、そしてユニット1曲ずつなことを考えれば「STARLIGHT CELEBRATE!」じゃないわけがなかった。
壁や天井も輝かすライト演出
オープニング映像のタイミングで、メインステージと反対側に15色の星が映し出されていました。もちろん15色と言うのはユニットカラーの15色です。オープニング映像はメインステージで流れているのでそっちも見たいし目が足りなかった。
※イラストは見た景色の記憶の再現ですが、星の大きさや場所は違う気がします。
また、High×Jokerの「HIGH JUMP NO LIMIT」の曲中には同じ場所にHigh×Jokerのユニットロゴが映し出されていました(このときはサブステージでのパフォーマンスだったので目線の先にありました)。
「永遠なる四銃士」の曲前には、レーザーによってフランス国旗のトリコロールがメインステージに浮かび上がり、さながらフランス確定演出でした。
さらに感動してしまったのはミラーボールを使った演出です。1日目には神速一魂の「RIGHT WAY, SOUL MATE」で使用され、「この夢で世界を変えていくんだ眩しい場所へと」という歌詞を表すように、ステージを眩しく照らしていました。2日目には「夜空を煌めく星のように」で使用され、回転するミラーボールに当てられた光が会場全体に跳ね返り、SSAの天井が満天の星空になりました。
飛ぶ! 降る! 燃え上がる!
演出は光や音だけではありません。いろいろなものが飛び交っていました。
両日披露された「Purely&Kindly」では曲の後半で煙入りのシャボン玉が飛ばされ、幻想的な世界が作り出されました。曲の後半に出てきたため、(次の曲はこれが残ったままになるけど何が来るんだ…?)と思っていましたが、1日目はAltessimoの「Tone's Destiny」が続きました。心の中で(なるほど!!!天才!!!)って言ってました。LVカメラには、都築さん(土岐さん)が指先でシャボン玉に触れ、シャボン玉がふわっと割れる様子がばっちり抜かれました。なにそれ二次元かよ。2日目は「冬の日のエトランゼ」に続きます。Purely&Kindlyで降った雪(のようなシャボン玉)が情景に合っていました。足元にスモークも焚かれ、雪景色の中を歩いているように見えました。
この他にも「永遠なる四銃士」では羽根が、「笑顔の祭りにゃ、福来る」、「STARLIGHT CEREBRATE!」では紙吹雪が降っていました。スタセレでは星形の紙吹雪だった(らしいが記憶がない)。
そしてなんと言っても🔥火柱🔥! メインステージの前面から何本もの火柱がドカンドカンと上がっていました。1日目はTHE虎牙道の「RAY OF LIGHT」、2日目はJupiterの「GLORIA MOMENT」で使用されました。現地で見ることができた「GLORIA MOMENT」は3人の熱さがパフォーマンスから伝わる1曲でしたが、物理的にも熱さが伝わってきました(すごい)。さらに、この曲の盛り上がりで会場が揺れていました。足元がぐらつき、地震か?と思うくらいには会場が揺れていました。
エフェクト付きのカメラ映像
遠くの席からも見えるよう、カメラで撮影されている映像がメインステージ上のディスプレイに映し出されていました。これ自体は他のライブでもよくありますが、4thライブで映像に加工がかかる曲がいくつかありました。
「Compass Gripper!!!」では、曲の前半で映像がモノクロになる演出。サブステージでのパフォーマンスで、映像をずっと見ていたわけではないため、いつ切り替わったか定かでないです。
「冬の日のエトランゼ」では霜が付いたような画面で、「イケメン回転寿司」(6人の周りをカメラがぐるっと回って撮影するパートのこと)の後には凍りついていき見えなくなる演出もありました。
「TOMORROW DIAMOND」では、3rdでも披露された、指輪を差し出す演出(Beitと婚約した)。曲のラストで3人が指輪の入った箱を差し出すような動きをします。箱を開けるのに合わせて、映像に指輪の光が映ります。光は3色(それぞれの個人カラー)でした。
特徴的な振り付け
SideMのライブでは歌いながら踊るには激しすぎるくらい、とにかく動きまくります。これまでの曲の振り付けも大好きですし、今回初披露となった振り付けも魅力的なものばかりでした。
両日の開幕1曲目で披露された「MEET THE WORLD」では「Follow us, Follow us」に合わせ、かき込むように手を動かし、おいでおいでと呼ぶような振り付け、そして「Song is new passport」で片足を軸に体を一周させる振り付けが印象的でした。この曲では、各ユニットのセンターアイドルが旗を持っており(衣装の項目でも触れます)、旗を持っているアイドルとそうでないアイドルで振り付けの魅せ方の違いが出るのも楽しさの一つでした。
「トレジャー・パーティー!」は前回トロッコでの披露だったため、振り付けの披露は今回初でした(前回はラスサビのみ振り付きでした)。歌詞に合わせ、洞窟を進んだり、橋を渡ったり、キャンプファイヤーを囲むような動きが盛り込まれていました。サブステージでの披露で、センターステージのような映像があるわけではないものの、そこに洞窟や橋、キャンプファイヤーがあるかのように思える、ストーリー性のある振り付けでした。
「Purely&Kindly」の間奏で、手をつないで跳ねながら左右に揺れる振り付けがありました。1日目にLVで見た時は横に揺れているだけかと思っていたのですが、2日目に現地で見て前後にも動いていたことに気づきました。どこまでも空間を活用したパフォーマンスに脱帽しました。
進化するパフォーマンス
3rdライブの終了から4thライブまでに新曲があまりリリースされてないことから、今回初披露となった曲数は例年と比べ多くはありませんでした。だからと言って新鮮味がなかったかというとそんなことはありません。なぜなら、映像、振り付けなどの演出がこれまでと同じ曲がないからです。
THE虎牙道「RAY OF LIGHT」は間奏のパフォーマンスが変更。3rdでの披露したソロダンスでしたが殺陣に変更されました。これまでは「強く尊き獣たち」「情熱…FIGHTER」で殺陣を披露していましたが、今回はユニット曲が1曲なこともありこちらに組み込まれていました。
Legendersの「Symphonic Brave」ではLegenders初となるトロッコを使用しました。かと言って、1曲すべてをトロッコで歌唱したわけではありません。冒頭はスタンドマイクで始まり(3rdライブと同様)、トロッコに乗り込み会場を1周し、メインステージに戻ってきて終盤を歌って終了という流れ。そりゃあトロッコも高速になります。
S.E.Mの「∞ Possibilities」では振り付けが数か所変更されていました。この曲の間奏での硲先生(伊東さん)の「SEMは進化し続ける。君たちはどうだ。応えてくれ!」というセリフが体現された1曲でした。
もふもふえんの「うぇるかむ・はぴきらパーク!」では、海の旅のコンセプトに合わせおさかなや浮き輪などの大きなバルーンが登場(あれが見えたときハワイだと思ったけど違った(この後だった))。3人が浮き輪を使ってかくれんぼして「なんてね!」でひょこっと顔を出すところでは、角度的に隠れてる様子が見えました(めちゃくちゃかわいかった)(LVカメラだとちゃんと隠れてたんでしょうね)。さらに間奏では3人のソロ曲メドレー。楽曲の中で別の楽曲を、しかも3曲も(ワンコーラスずつだけども)披露するってどういうこと。頭おかしい(褒め言葉)と思ったけど、ふーくん(古畑さん)発案と聞いて納得。
コンセプトに合わせたセットリスト
セットリストの選曲と流れもコンセプトを表現するものでした。
空の旅を楽しんだ1日目のSMILE PASSPORTは、「高い空へ羽ばたいていく」「Eternal Fantasia」で扉を開きました。「さあ一緒に笑おう!」な「MISSION is ピースフル!」が披露されたほか、属性曲コーナーの1曲目は「Friendly Smile」でした。そしてユニット曲の締めくくりが「笑顔の祭りにゃ、福来る」だったように、笑顔を大事にした曲が多く入りました。
海の旅の2日目、DREAM PASSPORTは、「夢色VOYAGER」で出航。この日の属性曲コーナーは「最高の夢を叶える場所」を見つける「LET'S GO!!」で始まります。属性曲の後には、歌い出しが「今キミの夢は 煌めいているかい?」な「夜空を煌めく星のように」、「心呼吸するように 夢を求めていいんだよ」と歌う「Compass Gripper!!!」と続きます。「夢」というワードが多く出現するSideM楽曲ですが、ことさら夢を意識したセトリだったのではないでしょうか。
選曲について惜しむらくは「カレイドTOURHYTHM」が披露されなかったことですね。他のアニバ合同曲は5曲すべて披露されていますし、旅というテーマにも合っているので、JupiterとWが同日に揃いさえすれば披露されたような気がします。
共通だけどユニットも忘れない衣装
今回の演者衣装は新共通衣装「カラフルチアフルトレジャー」でした。TRE@SURE GATEのタイトルロゴにも使われている4色を派手にあしらった衣装です。
ちなみにSideMでは衣装に名前がついているのは珍しい(最近ちょっとずつ増えてきたけど)ため、名前付きで発表されたのは非常に喜ばしい。
事前にグッズとして公開されたのはSideMiniのアイドルが着ているイラスト*3だったためゴチャゴチャした ダサい 印象を受けましたが、やはり生身の人間が着るとかっこよく、広い会場で映える衣装でした。
「THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~」Day1が終了しました!
— 汐谷文康 (@fumiyoshi76) 2019年5月11日
最高の景色をありがとうございました!トロッコで近くに行けて嬉しかったです!
Legendersで良かったと思うと同時に、日に日に2人に染められていく自分に一抹の不安を感じます。
笠間淳、雨彦さん、明日もファイト! pic.twitter.com/YZzSqtC4UO
龍くん(濱さん)の絆創膏は紫。
こんにちはぁぁあ!
— 濱健人 (@020762Kent) 2019年5月12日
昨日は4thライブ1日目ありがとうございました!!
SSAでのライブは楽しさは勿論でしたが、また一つ自分にとっての目標というか課題が、見つかった日でもありました!
自分にとって全力で取り組んだ日だったので、プロデューサーさんにとっても楽しい一日だったら幸せです(゚∀゚) pic.twitter.com/NqvOlFxTfX
2ndライブ、3rdライブではユニット衣装で登場し、後半で共通衣装に着替えという流れでしたが、今回は全編通してこの衣装でした(アンコールは除く)。
共通衣装ではあるものの、2ndや3rdの共通衣装と同様、ユニットごとの違いもあります。大きく違うのは内側のシャツで、丸首のシャツだったり、ワイシャツだったり、ネクタイだったりリボンタイだったりしてました。
楽しかった〜!
— 古畑恵介 (@KSK__F) 2019年5月11日
今回の衣装もとっても可愛いですよね!
明日は全身のお写真もっと撮りたいな〜〜#SideM pic.twitter.com/De0U6PPzV6
さらに、L-MARTで物販商品として販売されていたバンダナ*4が腰に結ばれており、ユニットカラーがわかるようにもなっていました。
みんな一緒、だけどやっぱりユニットが大事、って感じが大好き。
4thライブの思い出たち!!!
— 狩野翔 (@Sho_karino) 2019年5月12日
さいたまスーパーアリーナ…ほんとに大きかった…!!
幸せな時間でした!!
またお会いしましょうっ!!!
ゆっくり休んでね!!#SideM pic.twitter.com/O10qPRIuZZ
物販商品といえば、同じくL-MARTで販売されたミニフラッグ*5が開幕1曲目の全体曲「MEET THE WORLD」で使用されていました。このミニフラッグを持っていたのは、描き下ろしイラスト*6と同じく、各ユニットのセンターアイドルでした。
さらに、WORLD TRE@SURE楽曲では個別衣装・小道具もありました。
スペイン曲「Baile Apasionado」では真っ赤なムレータ(マントのような赤い布)。翻す振り付けがめちゃくちゃかっこいい。さらに、曲のイントロではバラを咥えての登場でした。
THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE~TRE@SURE GATE~
— 古畑恵介 (@KSK__F) 2019年5月11日
DAY1 SMILE PASSPORT✨
笑顔がたくさんの素敵な思い出をありがとうございました!!
今日はスペイン曲「Baile Apasionado」初披露でした🇪🇸✨
明日も凄いよ〜〜!お楽しみに♪ pic.twitter.com/6FGaZuk9Xt
フィンランド曲「Purely&Kindly」は真っ白なポンチョ。かわいい。
フィンランド組で歌えたのも嬉しかったな。
— 堀江瞬 (@holy_yell0525) 2019年5月13日
もこもこ仕様で実はめちゃくちゃ暑かったので、同じ気持ちにさせたくて中国組の智人くんに「暑いだろ?お?暑いだろ」って言いながらめちゃくちゃホールドしたった🖖
【THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~】 pic.twitter.com/UAtzNRgMN4
フランス曲「永遠なる四銃士」は3rd静岡から引き続き、剣を持ってのパフォーマンス。剣を持つため、ハンドマイクではなくヘッドセットでした。
さいたまスーパーアリーナ、すごい景色をありがとう!
— 仲村 宗悟 (@ShugoAbc) 2019年5月11日
ひとまず1日目が終了!
明日も楽しむぞー!
四銃士!!!!#SideM pic.twitter.com/oZRjgVS09P
カナダ曲「Sugaring Off Party!」では手首にポンポン(チアのじゃなくて毛玉のアクセサリー)が2つ付いていました。SideMポーズを90度回転させた「カナダポーズ」(国旗のカエデ🍁をイメージ)の手と一緒に楽しげに揺れていました。(ポンポンをつけた写真は見つけられず)
「THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~」
— 千葉 翔也 (@Shoya_Chiba) 2019年5月11日
DAY1
ありがとうございました!!
SSA、大きかったです。
『SMILE PASSPORT』のタイトル通り、プロデューサーの笑顔が僕たちを導いてくれました!
カナダ曲楽しかった…!
夏来のフィンランドもグッときた!
明日はハイジョ五人で!#SideM pic.twitter.com/smRevwgJp7
アメリカは3人揃わなかったためか特に小道具はなし(だったはず)。
中国曲「千客万来ニーハオサァカス!」では、カードおよびCDジャケットイラスト通りのチャイナ服! やるんじゃないかと思ってたけどマジで来た。曲のラストやこのツイートでもCDジャケットイラストを再現してくれて、アイドルの実在性が高まる。
「4th STAGE」DREAM PASSPORTお越しいただきありがとうございました!!!!SSAから見る景色は本当に最高で、この場所にBeit3人揃って立てた事が本当に幸せでした!!!!!
— 高塚智人 (@tomohito0825) 2019年5月12日
これからもBeitはハッピースマイルで突き進んでいきます!!!そして中国曲!!めっちゃくちゃ楽しかったーー!!!!#SideM pic.twitter.com/uHfJIL4wZE
ハワイ「ALOHA! HAPPY CREATOR!」ではハイビスカスのレイをかけて登場。かのんくん(村瀬さん)は前の曲から引き続いての歌唱だったため、咲ちゃん(小林さん)(だったはず)から首にかけてもらっていました。
アイドルマスターSideM、4thライブありがとうございました!
— 榎木淳弥 (@enojunjunjun) 2019年5月13日
また次のステージで! pic.twitter.com/KiSRPZNvNM
ドイツ曲「Hallo, Freunde!」では帽子を被って登場。
二日目♫
— 土岐 隼一 (@tokishunichi) 2019年5月12日
プロデューサーの皆様!
お疲れ様でした✨
ひたすらに楽しい一日になりました!
ハロフロで見た景色、忘れません(^^)
そしてブラボーの声、本当に嬉しかったです!次は是非、永野くんの声に応えて頂きたいと思います!
またあの光景が見られますように!
Auf Wiedersehen♫#SideM pic.twitter.com/ZMWWXqsjk9
ワートレ曲以外にも、「笑顔の祭りにゃ、福来る」では歌詞に合わせた法被でした(完全に揃いではなく、ユニットごとに違いあり)。この法被、虎牙道のものは3rd福岡公演の「Fun! Fun! Festa!」で披露されたもの、神速一魂と彩(中田さんとバレッタさんのみ)は3rd静岡1日目でこの曲を披露した時のものです(実は変わってたりしたらごめんなさい)。
さらにうちわも装備。使わないパートでは背中側の帯に差し込みしまっていました。
SideM3rdライブ福岡公演無事終了致しました!ありがとうございました!!
— 小松昌平 (@shohei_k0414) 2018年3月25日
THE虎牙道は法被も着ましたよ…!Beitの2人と一緒に踊りました!
「虎」「牙」「道」の入った衣装嬉しかった…!
そしてフラスタ!漣と弟子のも!有り難い!#sideM pic.twitter.com/ca3vkoetjy
※去年の3rdライブの時のツイート
両日のキャスティング
今回のライブでは一部のメンバーが2日間出演し、両日ともに全てのユニットから1人以上出演しました。かつ、2日間のどちらかでユニットが揃うように分けて出演しました(例えば、Jupiterからは1日目には神原さんのみ出演、2日目は3人揃っての出演でした)。2日間を通じて、315プロの46人中三瓶さんを除く45人が出演しました。三瓶さんは妊娠中であるため出演が叶わなかったのは致し方ないことと思います。
1日目はAltessimo、W、FRAME、彩、神速一魂、S.E.M、THE虎牙道、Legendersが揃い、他のユニットからのメンバーを含め30人が出演。
2日目はJupiter、DRAMATIC STARS、Beit、High×Joker、Cafe Parade、もふもふえん、そしてF-LAGSが揃い、他のユニットからのメンバーも含めて32人が出演しました。涼については、三瓶さんの登壇こそなかったものの、描き下ろしイラストにもいましたし、「夢色VOYAGER」では声で出演し、F-LAGSとして確かに一緒にいました。
ちなみに、ユニットの分割にはユニットメンバーの属性が2つ以下/3属性揃っている(ただしFRAMEのみ例外)という要素がありました。
出演日はユニット越境・合同楽曲を披露するためにも調整されていたと思われます。
WORLD TRE@SURE曲は、ライブ時点で発表済みの8曲のうち、アメリカを除く7曲はフルメンバーが揃いました。
さらに、3rdでフルメンバーでの披露が叶わなかった「笑顔の祭りにゃ、福来る」「冬の日のエトランゼ」のメンバーが揃い、今回フルメンバーで披露されました。
これだけユニットやアイドルのバランスを考えて出演日を考えてくれたこと、そしてその出演が実現するよう努めてくださったキャストの皆さん、事務所の方々本当にありがとうございました。
3rdライブツアーから続いた道
これについては完全に個人の解釈のお話です。
今回のライブで、ようやく15ユニットが1列に並んだと感じました。3rdライブ幕張1日目に全15ユニット46人が揃った公演が行われましたが、あの時はアニメの放送後だったこともあり、アニメの楽曲が多く組まれていました(それが悪かったと言うつもりは毛頭ありません。あの日のライブもこの世で1番好きなライブの一つです)。今回は15ユニットがユニット曲を1曲ずつ披露するセットリストになりました。ワートレ曲の有無や出演日によるアイドルごとの曲数の差こそあれど、ユニット単独で披露した曲数は同じでした。
これまでの1stライブ、2ndライブ、そして3rd初日はそれぞれが一つのゴールになっていたと思っています(もちろんその後にも続いていくので、宿場町のようなイメージです)。1stはSideMとしての初めてのライブ、2ndは初めて全15ユニットが出演したライブ。そして3rd初日は初めて46人全員が同時にステージに立ったライブでした。それに対し、今回の4thライブは3rdライブツアーから続いた道だったように思います。幕張2日目以降の3rdライブツアーでそれぞれに歩みを進めてきた15ユニットが、足並みを揃えて次の一歩を踏み出したのがこの4thライブです。それが「DREAM JOURNEY」の後奏での、全員が肩を組み一歩を踏み出す振り付けに詰まっているような気がします。
ところで、LIVE in your SMILE、DREAM JOURNEYは歌唱メンバーの8ユニット(7ユニット)の曲だと思っていましたが、ライブでは全体曲になっていました。SideMはライブでもオリジナルメンバーでの披露を守っているので意外でした。Reason!!とGROLIOUS RO@Dは315 STARS名義なので全体曲でいいという理由付けがありますが、4thアニバの曲名義はユニット単位です。CDが315 ALLSTARS名義だからいいんですかね。
とはいえ、DREAM JOURNEYの後奏の肩組みを見ると、あれは全体曲でなければならないと思います。
最後に
ここまで書いてきたように(全く書ききれてはいませんが)、SSAという大きい会場を目一杯生かしたライブがそこにありました。1日目終了時点ではLVで十分楽しいな、と思っていましたが、今回は特に現地でないと味わえない感覚が多かったです。客席数が多いというだけの大きな会場のライブではなく、ステージそのものが大きくなっていました。
とにかく楽しかったんですが、情報量が多すぎた。目が足りなかった。円盤化に際してはマルチアングル映像ください。壁のライト演出も入れてください。お願いします。
しゅごん(仲村さん)が最後の挨拶で「物事には終わりがあって、いつまで続くかわからない。今この瞬間を大事にしたい」ということを話していました(細かい文言は忘れましたがだいたいこういう内容でした)。私自身、今を楽しむという気持ちを大事にしようと思っているので共感する内容でした。
4thライブのSSAに存在した、とにかく楽しい「今」は自然にそこにあったものではなく、キャストの皆さんを始めとして、演出、カメラ、照明、衣装、メイク、多くの方々によって作り上げられた「今」でした。今回のライブを作り上げてくれたすべての方々、本当にありがとうございました。
私にとってSideMのライブの一番好きなところは、「作り手の思い」です。結果として表現された歌、踊り、演出それ自体の完成度が高いのはもちろんなのですが、それを表現するまでの過程にある「よりよくしたいという思い」「努力」「工夫」がライブの表現の中に見えることがたまらなく嬉しく、感動させられます。
えのきや(榎木さん)の「SSAに住みたい」「(2日目終了後)引っ越す」発言は面白発言であることには間違いないのですが、すごくいい言葉だなと思っています。4thライブの間居心地がよかったというのは、ライブを作り上げた「今」がある空間が好きだということなんじゃないかと。
そんな解釈をしてしまいましたが、榎木淳弥はそんなことまで考えてないと思います。
そして、2日目の最後には、SideMのこれからが発表されました*7。いつまで続くかわからない、いつ終わるかもわからないのが普通な中で、これからが示されているというのは本当に幸せなことだと思います。5周年を迎えるSideMが届けてくれる新しい感動を、楽しみにしています。
*1:3月に行われたSideMのプロデューサーミーティング(会場は幕張メッセイベントホール)では、メインステージから会場の一番うしろまで道が伸びていて、会場全部がステージみたいな配置でした。どの席のお客さんにも近くへ行けるようにしていました。
アイドルとプロデューサーで紡いだ315の72時間! 『アイドルマスター SideM』プロミ3日目レポ - ガルスタオンライン
*2:4thライブ公式サイト→GOODS→会場販売→バンダイナムコアーツの一番下にある「公式会場限定キーホルダー」
https://www.lantis.jp/sidem/4thlive/#goods
*3:THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ 公式プロデュースバッジ(天道 輝)
*4:ASMART | GOODS THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ バンダナ(DRAMATIC STARS)
*5:ASMART | GOODS THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~ ミニフラッグ
*6:MEET THE WORLDの後に披露されたイラスト。
DAY1: https://idolmaster.jp/blog/?p=61479
DAY2: https://idolmaster.jp/blog/?p=61481